真っ暗な壁があったら押してみるのはゲームのお約束。隠れていた部屋の扉がひらいて、重要な宝物が手に入ったりします
とは言いながら、ちっとも隠れていないこの部屋へようこそ。もちろん大したお宝も、ここにはありませんので、あしからず。
これから気が向いたら、私の退屈な日々でも公開いたします。前バージョンの「とりあえず自己紹介」もこちらに引越して来ました。

　我らが太陽系の、最も遠いところを廻る星、冥王星を、惑星として認めないことが決議された。世界的規模の専門家の集まる機関が決めたことだから、仕方ないのだろうが、何の落ち度もない仲間が、突然除名の宣告をされたような、驚きと寂しさがある。
　惑星としての基準を満たしていないとか、国と国との力関係の問題があるとか、あれこれ聞いたが、当の冥王星は、ただただ暗く冷たい最果ての空間を、寂しく公転しているのみである。発見されてからこの方、太陽系の九つ目の仲間として、数え親しまれてきたのだから、そのままでも良いじゃない？と思う人も多かろう。せっかく「水金地火木土天海冥」と、歌うように覚えてきたことではあるし。

　この話を家族でしていたら、娘が「土天冥海」と習ったと言う。ちょっと前、冥王星の軌道が海王星の内側に入ってしまっていたことがあった。１９７９年から始まる２０年程だったらしい。ちょうどこの時期に学齢期だったのが娘の年代で、授業では、今そこにある事実のとおりに、皆が覚えたということなのだろう。時に応じて頭の中を修正出来た者も多いとは思うが、どうも娘は、「土天冥海」を墓場まで持ってゆきそうな気がする。
　さらに驚いたのは、娘が「土天海冥」の「ドテン」を、「ドッテン」と発音していることだ。ふざけているのかと思ったが、いたって真面目なのだ。そのうちＴＶで冥王星のニュースが流れ、なんと、その中で小学生が、当たり前のように「ドッテンカイメイ」と言っているではないか！他の番組でも、若いアナウンサーの言葉が「ドッテン」に聞こえた。私と連れ合いは同世代で、迷うことなく「ドテン」と言う。どこかの時点で、リズムが変わったのだろうか？不思議なことではある。ドテン派とドッテン派で、文化の違いのようなものがあるのかもしれない。

　公式には惑星の仲間から外されてしまった、我らが冥王星。しかし、星自体は何の変わりもなく、太陽の遠い外周を廻りつづける。そして、善良なる地上の民の心の中には、永遠に「ド（ッ）テンカイメイ」の寿詞が鳴り響きつづけるのだ。
　　　　　　（２００６．８．２６）

　　　　　　　　　　　　　　チー助　記

　のどかなお正月二日。
　今日は雨降りで、いつものベランダでの日向ぼっこが出来ないので、ボクはおコタの中でのんびり昼寝をしていました。突然、ぼんやり聞こえていたＴＶの音が急にしなくなって、部屋も明るくなくなったような気がしました。
　ドタドタとママが階段を下りて行って、直ぐに戻ってきました。
「ブレーカーは落ちてない」・・・何のこと？

　お姉ちゃんとママは、窓を開けてご近所を見回しています。パパは傘をさして、ご町内の様子を探りに出かけました。
　そのうち、ボクもブロック塀の上からご挨拶したことのある、お隣のおば様が訪ねて見えました。「お宅も停電していますか？」って。
　家の前の道をパトカーがゆっくり通り過ぎました。お姉ちゃんとママが、難破船から救助を求める人のように、「助けて〜」って窓から手を振りました。非常時だと、この二人はとんでもない行動をとるということを、ボクは知ってしまいました。
　パトカーは停まってくれて、お巡りさんが「ここも停電してますか？いつ頃からですか？」など訊いてくれました。「まだ原因が分からないので、もう少し待っていてください」と、パトカーは移動して行きました。
　大通りをもの凄いスピードで、東京電力の車が走っています。

　うちの暖房はいつまで経っても買い換えない旧式のガスストーブがほとんどなので、停電でも変わりなく暖かく過ごせました。でも、炬燵はどんどん冷たくなってゆくので、中にいたボクはつらく寂しかった。お姉ちゃんの部屋は、ガスだけれど、ストーブより新式のファンヒーターで、これは電気が無いと止まってしまいました。エアコンももちろんダメ。

　パパが寒さに震えながら帰ってきました。この一帯は全部停電のようです。詳しい情報が得られないかと、ママがインターネットの地域掲示板を見ようと提案しました。でも繋がらなかった。無線ルーターもＡＤＳＬモデムも全部灯りが消えているんだって。お姉ちゃんの携帯電話の定額使い放題のインターネットが閲覧の役に立ちましたが、役に立つ情報は結局見つからなかったようです。

　お湯のポットも冷めてゆくばかりだし、トースターでパンも焼けないし、朝ごはんは今食べられる何かを、皆それぞれ見つけて食べていました。こういう時、ネコ缶は何の影響もないから安心です。

　停電が始まって一時間を過ぎた頃、パパとお姉ちゃんがまた外を見に行きました。それからしばらくして、消えたときと同じように、突然電灯やＴＶが点きました。二人は修理の現場を見たんだって。冷たい雨の中、電柱に東京電力のお兄さんが昇って直してくれていたそうです。お仕事とはいえ、お正月早々大変なことでした。

　その後、一家みんなで電気のありがたさについていろいろ話しているようでした。ママのパソコンのバッテリーとやらが、普段使っていなかったから、もう寿命となってしまったことも判ったそうです。
　ボクはと言えば、また暖かさが戻ってきたコタツの中で、晩ご飯までゆっくりお昼寝をしました。
　　　　　　　（２００６．１．３）

　一昨日、ちょっと炎天が途切れたので、ぐずぐず先延ばしにしていた、免許証の更新に行って参りました。
　Ｓ警察署は、家からだとかなり辺鄙な場所にあって、距離はまあまあ近いのに、電車の場合２路線と３路線使う方法しかありません。あほらしいので、ちょうど娘の自転車が空いていたこともあって、それで行きました。
　更新所はすいていて、さくさく進みまして、少し心配だった視力も、裸眼でよく見えてＯＫ。次は写真を撮る部屋へ回りました。

　壁には鏡が掛かっていて、身だしなみや髪型を整えられるようになっています。私も一応はきちんと点検したあと、所定の被写体となるべき椅子に向かいました。写真係は気さくそうなオジさまで、「鏡見て、ちゃんと決めた？」なんて仰います。「決まらな〜い」と私は一応謙遜しながら椅子に座り、それでも精一杯おすましいたしました。すぐシャッターが押されると思ったのに、間が空いています。そのうち「もう一度、鏡を見て」とオジさまの声！「え〜っ、どこかそんなに変ですか〜っ！！」もはや悲鳴に近く私は叫んで、鏡の前に走りました。
　でも、点検したけれど、何故ＮＧが出たのか分からないのです。ヘアスタイルも顔も、まぁいつもの通りのごくつまらないものですが、写真に撮ってもらえないって程の不良品ではないはず・・・。おろおろしていたら、オジさまが「襟のラインが左右違うでしょ」と言ってくれました。確かに曲がっています。こういう所にかなりいい加減な人間であることが、もろにバレてしまいました。５年間使うのだから、ちゃんと撮らないとネ、って・・・親切なオジさまです。
　で、きちんと直して、再びカメラの前に座ったのですが、自分の慌て様が、もう可笑しくて可笑しくて、笑いをこらえるのに必死でありました。

　家に帰って新免許証を見せたら、「すでにこれは笑っている」という娘の冷たい評価を受けてしまいました。
　でも、お陰さまで、億劫で仕方なかった更新が済んで、心晴れ晴れとしております(^^)v
　　　（２００４．８．５）

いやはや、何とまぁ、今年の元旦以来の書き込みとは！我が所業ながら呆れ果てて言葉もありません。基本的に筆不精なのね。
さて、いくらぐうたら暮らしているとは言え、８ヶ月のうちにはいささかの変化がこざいました。
まず、ゲーム低迷の原因とされていたＰＳ２を、やっと手に入れました。正確には、ぐずぐずしている私に愛想を尽かせて、娘が自力で購入したものを、ゴロニャンと言いつつ使わせてもらっているのですが。現在、世の人より１年遅れてＦＦＸをやっています。その感想は、また他のところにて・・・。
もう一つ、「掲示板予告・・・」に今使用中の作成ソフトは掲示板が設置出来ない仕様になっている、と書きましたが、その後まもなく付けられるようになりました。これで障害の一つはなくなった訳で、そろそろ開設してみようかな、なんて気まぐれ心が起きてきました。のんびり、まったりやっていけば、怠け者にも運営できるかも。・・・・・・近日後悔、いえ、公開となるかもしれません。　　　８／３

１２月２６日、我が家もADSL８Mが開通しました。
巷では何かとトラブルの噂が交信されていますが、うちは極めて幸運な例だったようで、思ったよりすんなり回線が割り当てられ、まあまあ困りもせずに接続が出来、その後もしっかり安定している状況です。
ADSL導入に今年の全ての運を使い果たしてしまったらしく、大晦日のジャンボ宝くじは、ま予定通りの結果(-_-;)

（おっ、ここが去年今年の境界となりました、謹賀新年！）

でも、いいんです。今年は電話代を気にすることなく、たっぷりパソコンを楽しみます。「俳句◎浮遊城」も、もっとこまやかに手を入れなくっちゃ。

ドラクエが発売予定日に発売されるのは、奇跡に近いものがある。過去の悲しい体験から、ＤＱファンは「信じないで待ち続ける」という裏技を、いつの間にか体得したのであった。
今回のＤＱ４はリメイク版とは言え、11月22日発売のニュースは一度も訂正されることなく、今日を迎えることができた。これは奇跡だ。まことに嬉しい。
さあ、明日は何処に買いに行こうか。予約はしていないけれど、たぶん楽々と手に入るだろうと予想している。若者達が学校へ行っている間に、お先に失礼してしまおう。
さて今日中に済ませておくこと二つ。句会御礼のコメントを送信する、句会に出句する三句を作る。うふふ、ＤＱ４のためのＰＳ用新品メモリは、本日購入済！
明日が良い日になりますように(^o^)

ＨＰ開設１周年を記念して掲示板を作ります、と前宣伝をしていたのは、つい先ごろのこと。しかし今、掲示板はどこを探してもありません。
実は、じっくり自分を省みた制作者が、この怠惰な性では掲示板の管理運営は到底無理であるということに気がつき、プランは却下されることとなりました。更に何より、この作成ソフトでは掲示板が付けられないそうです。（分かりやすい理由ではあります）
もしかして期待していてくださった方がごく稀にいらっしゃったかもしれませんが、お詫び申し上げます。
いつの日か、ソフトを取り替えて、その時点で私の怠け癖が改善されていたとしたら、幻の掲示板も、ようやく実現となるやもしれません。（ここに至ってもまだ仮定形！）

1949年7月生まれ、獅子座Ｂ型、東京都在住。
79年俳句入門。直系の師に付いて「馬酔木」「橡」「カリヨン」の順に所属、「カリヨン」では創刊から９年間、編集長を務める。
2000年3月からは無所属となる。フリーの立場での俳句との関わり方を模索中。現在、個人的な拠点として「月刊石果」発行。俳人協会会員、第一句集『青への途次』（98年・朝日新聞社刊）
「俳人にしてゲーマー」をキャッチフレーズとしているが、新しいＦＦには少々引き気味(^^ゞ

便宜上措置

梅２．２５

３．２おまたせ

ちゃむ

11kb

です

れしいなさんより

れさんより

れしいなさんの紅芙蓉

梅

です。「季節の花　３００」からお借りした写真です。

掲示板用